納屋増築 ~ やっと建て方まで漕ぎつけました

今週は3連休であります。
いくら3坪に満たない小さな物置とはいえ1人で建て方するには土日だけでは不安だったので、会社の3連休にタイミングを合わせました。



まず

1日目 7月22日 土曜日

先週測量した基礎の高低差を柱の長さに加味して仕上げます。
170722-02
そして基礎の羽子板にボルト止めする為の穴をあけます。
穴位置は最大6mmほどオフセットする柱もありました。




柱の底面はクレオソートをたっぷり塗ってからPPシートをハンマータッカーで貼りました。
170722-01
このPPシート、片面がデコボコ仕上げになっているので、その面を柱側にしました。
少しは空気が通りやすいかも、と気休め程度の配慮です。




1本の柱が立ち、
170722-03




そして2本目が立ち、
170722-04




アンカーの羽子板位置ズレ分は板をかませで調整しました。
170722-05
この写真では羽子板側のワッシャとスプリングワッシャ、順番を間違えております。
スプリングワッシャをナット側にするものですよね普通は。
あとでちゃんと入れ替えておきましたです。




柱側は座掘りです。
170722-06




桁の柱用の大入れ部分を柱2本の根元にあてがって見たら、固くて入らなかったので大入れを少し広げました。
170722-07




そして柱4本が立ち、
170722-08




胴差が付き、方杖も1組付きました。
170722-09
ここで桁をまず胴差まで上げて、そのあと8尺の三脚脚立のてっぺんに乗って柱のてっぺんに載せました。桁は105x150x3118の米松で、けっこう重いんですよね。地上で運ぶにはどうってことはないのですが。
落ちてこないことを祈りながら一旦降りてはしっこへ移動し、柱と緊結です。




やっと桁が付きました。初めてパイプ羽子板を使用しました。
普通の羽子板のようにカンザシボルトが不要だしスッキリしていて気に入りました。
170722-10




建て方1日目はここまでです。
170722-60




2日目 7月23日 日曜日

朝一番で昨日建てた部分の傾きを確認/修正しました。
桁方向はそのままでOK、屋根の流れ方向が東に寝ていたので、方杖のボルトを緩めた状態にしてプラロックでテンションを掛け、少しだけ行き過ぎたところで方杖のボルトを締めてからプラロックを解除しました。
少しだけ戻ってほぼ垂直が出ました。
170723-01
久しぶりにプラロックを使ったら山が恋しくなってきました、早く木を伐りた~い ...




そういえばコレも山の道具、チェンソーのレンチです。
ナット側を止めるにはボルトが出っ張っているので空洞なのが重宝します。
170723-02




相欠き部分、緩い目に刻んだのでスコッとはまってくれました。
170723-03




黄矢印の部分です。相欠き部分は見えない側からコーススレッドで固定しました。
170723-04
午前の部は、屋根垂木1本取り付けまででした。




午後は垂木打ちから。
まず両端の2本の垂木を打ってから水糸を張り、中の6本を打ちました。
170723-05




垂木の材がかなり反っていて軒先がデゴヘゴなので先に波板下地の横桟を打ってから鼻隠しを打ちました。
170723-06
たかが物置に鼻隠しなど要らんやろと言われそうですが、雨樋が正面打ちなので鼻隠しが要るんです。
それ以前に、たかが物置に雨樋はイランやろ、と言われそうですね。向かいに薪小屋があるので雨水を地面に落とすとはねが飛ぶのでイヤなんです。




というわけで、鼻隠しを打って波板下地を打つ位置を墨付けしていたら雨が本降りになってきたので慌てて撤収しました。
170723-07





3日目 7月24日 月曜日

屋根材(波板)の下地を打ち、破風板が付きました。
170724-02




南面は長いので4m材では足りず、上の方で少し付け足しました。継ぎ目の断面は30゜にしてあります。納屋の屋根の下なので雨は当たらないとは思いますが。
170724-03




裏面の破風は短いです。
170724-04




私が屋根の上で作業していたら隣の家のトイレの上ではこの子がくつろいでいました。
170724-01




この方はこの建物の管理人です。
170724-08




さて問題なのはここからです。
土地の関係で変な形にしたのはいいですが、この軒先が斜めなのは何かとやりにくいんです。写真の黄色い部分の胴差をどのように取り付けるかが決めてありません。
170724-06




とりあえず材料を片側を30゜、もう一方を60゜に切断して合わせてみました。
170724-05




なんとかうまく合ったので取り付けて、その下に柱2本もつけました。
170724-10
170724-07




あと、この変な形の三角の部分の屋根(=現状では鼻隠しや横桟で繋がってはいるけど下を受けている物が無い)をどうやって斜辺の胴差に固定するかが問題です。
基礎が30゜で屋根勾配の10゜とあいまって複雑な形になり、とうてい私のノータリンではイメージが湧きません。

とりあえず屋根垂木の端材で1本1本斜辺の胴差につけて行くしかないかなと思って、2ヶ所だけやってみたのですが、
170724-11




タイムアウトでありました。




結局、屋根材がないまま次の週末まで放置です。











スポンサーサイト

トラックバック一覧

コメント一覧

#1278 No title
お早うございます。
 柱の足元の処理はいいですね。
防腐剤はたっぷりと浸み込んでいき、エンボスシートと合わせて、これ以上はやりようがないですね。
 どの仕口も完璧で、相互がカッターナイフで切ったようにピッタリで、アンカーボルトやパイプ羽子板もドンピシャです。
個々は確認済でしょうけど、全体の建て入れを含めて納めたのが凄いです。
垂木鼻は鼻隠しで固定しないと暴れてどうしようもなくなりますよね。
 残りの作業もたくさんありますが、ここまでくれば一安心ですね。
大変でしょうけど、楽しんで作業をされてください。
#1279 No title
こんにちは。
お褒め頂きありがとうございます。「カッターナイフ」、これは言い過ぎです。写真ではわからない、いや写真で見ても本人にはわかる、まずかったところがあります。でも、ほぼポカミスなしで納まったようではあります。垂木欠きもユルユルにしたのが効を奏して、湿気で膨らんだ垂木がユルユルではなくシックリでした。

垂木鼻、やはりそうですか、私は鼻板取り付け自体先に横桟を打って矯正してからでないと取り付けられませんでした。

今日もまだやっていますが、今日は横桟の墨線をせっかくつけたのに墨線の逆側に横桟を取り付けてしまいました。45mmずれていますが波板から外れるわけではないので、そのままGOでした。この3日で最大のポカにしておきたいところですが、まだ午後があります。
#1280 No title
今晩は。
 全景を見させてもらうと、恐ろしく骨太の軸組ですね。
屋根が波板とのことですが、建物の用途が分かりませんが、屋根材も納屋本体としっくりくる材を張り込みたいですね。
ただ、変形屋根ですから、どれも歩留まりは悪すぎますね。
 破風の継ぎ手は“ソギハ”(ググってみましたが検索できませんでした)と言ってましたが、材が痩せたときに奥が見えないという美観の意味合いで使ってました。
今は、サイディングと切断機ですから、イモ継ぎでしょうけど。
 垂木材の胴差からの支持ですが、私なら全く手に負えないので、材を当てがって鉛筆でなぞっての現物合わせしかできません。
実際、力がかかるのは南側のはねだし部分だけでしょうから、そこそこで手を打ちますが。
 やっぱり楽しんで作業をされますよう、ぼちぼち行きましょう。

エテコが身近すぎます。
#1281 No title
yamadagagaさんこんばんは、いろいろありがとうございます、助かります。

材は、納屋本体が3寸の土台に2x4材の枠組壁工法で、この増築部は3寸5分なので、大きさはともかくコチラのが少々上等ということになるかもしれません。ただ用途は文字通り納屋です。おもに野良仕事/山仕事の道具が入ります。私が目指すところは朽ちかけた納屋、屋根は出来れば普通のトタンで錆びた茶とシルバーのコンビネーションが良いのですが、今やシルバーのトタンはガルバリウムにとって代わられ、なかなか味わいのある錆を見せてはくれないかもしれませんし、しかもなんたることかポリカを明かり採りの為に1列だけ入れます。また工期的には、きちんとした屋根材を施工するだけの時間が取れそうも無いので波板としました。まあ屋根は見えないでしょうからヨシと言うことで。

「ソギハ」でありますか、リビングを施工した大工さんが幅木を施工する際に45゜でやっていました。ただ、今回30゜の角度をつけたのは痩せたときの云々より、継ぎ目が下向きになるように(直角よりは重力で水分が下に向かうように)という気休め程度の配慮です。毛細管現象は考えずにです。

垂木の支持はやはりソコソコで妥協ですね。実は今日2ヶ所だけやってみたのもyamadagagaさんが言われるように材をあてがって鉛筆で垂木をなぞり切断しました。当然設計通り10゜が合っていましたが。
#1282 No title
massanさん、おはようございます。

コメントが遅くなり申し訳ありません。

私ごときがコメントするのもなんですが、素晴らしいの一言です。
普通考えて、プロでない方がここまで1人でできるのは、
あまりにもすごすぎます。ただただ感心した次第です。

結局、3日でほぼ建て方を終了したわけですね。
詳しいことはわかりませんが、記事を読んで楽しませていただきました。
これが終われば、あとは少しずつという感じですよね。

今週末も作業されるのでしょう。
お怪我にだけは気を付けて、作業をなさってください。
#1283 No title
テツさん、おはようございます。
ご自分の方が大変な時なのに、コメントの事をそんなに律儀にお気を遣われないで下さい、お大事になさって下さい。

お褒め頂きありがとうございます。とりあえず形にはなってくれたという事で少々ほっとしてはいます。あまり悠長なことを言ってはおれないので一気に畳みかけたいところではありますが、またいくらかは来春へ回すことになる気もして来ています。

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する