大工さんごっこ ~ ウッドデッキの屋根が完成したど

N本邸のウッドデッキ部の屋根であります。

先週に引き続いて、屋根のポリカ波板を張りました。
先週は右端の波を上向きで張り始め、1枚目と2枚目の間を3山重ねで張りつなぐ事によって波の向きを入れ替えて左端の波を上向きで終われるようにしました。
右(東)から張り始めた理由は、冬場の強い西風でチリが波板の間に入り込むのを防ぐ為に次の西隣の波板を上にして張り重ねて行く為であります。
2枚目以降の重ねは3.5山重ねで行きました。一般的には2.5山重ねで十分ですが、ある事情で3.5山重ねとしました。




ケラバ部分(サイドのふち)は、波板の出に合わせて竿縁材32x25を自動カンナで挽いて厚み調整し破風板の上端に面合わせで取り付けて、水切りの役物(金物)を取り付けました。
140830-01
↓自動カンナです。厚みを削ることができます。ブイ~ンという小気味良い音がします。
140830-02
140830-03
水切りを打ち付けたステンレス釘(鬼の金棒のようなギザギザを施した釘)の頭はコーキング剤を塗って隙間からの浸水を止めた後に塗料でタッチアップします。
破風板を止めているステンコーススレッドも塗料でタッチアップします。
施主のN本君の仕事です。




ケラバの次は棟です。
波板の山をねらって役物の上から穴をあけφ5のステントラスタッピングで下地に締め上げます。
140830-06




ケラバの水切りと棟の水切りの取り合い部です。
本来この棟の水切りはコロニアル瓦用として売っていたものであり、笠木という木材を棟付近に取り付けて、その笠木に棟の水切りをかぶせて棟の水切りの段差の前面から釘を打つものでありますが、今回は波板屋根に代用しただけで棟というよりは母屋との境を水切りするだけなので、この状態で完了です。
水切りの末端の折り曲げ(包んで仕上げる)も行いません。
140830-04




そして母屋の壁と隙間を変成シリコンでコーキングしていきます。
140830-07
N本君がんばっています。




最後には雨樋も取り付けて、とうとう完成です。
右の方の軒が長く出た部分は2列積みの薪棚になります。
140830-08
140830-09



ひとつの仕事を終えて ・・・

波板はむづかしいです。
我々素人にとってはてっとりばやく施工できる資材ですが、美しく張る、正確に張る というのは至難の業です。
1枚が縦長で、細長い波がついているので、少しのズレや傾きがすぐに目につく形で現れてしまうからです。
これがコロニアル瓦などなら1枚の長さが短いので少しずつ補正してごまかす事が出来ます。

本職さんは構造物の細部にわたってその仕組みを熟知しているので短期間でサッサと完成させてしまうことが出来ます。
素人の私は経験も少ないし休日にしか作業が出来ないので長い工期がかかってしまいましたが、その休日と休日のあいまに細部の仕組みを勘考したり資材のリサーチと購入ができ、このくらいのペースがちょうどよかったです。
雨降りの多かった今年の夏の最後にしか完成させられなくてN本君の奥さん(物干し場)にはずいぶん待たせてしまいましたが。



スポンサーサイト

トラックバック一覧

コメント一覧

#262 No title
いやぁ、完成ですね。
キッチリカッチリ完璧ですね。
プロでもここまではやりません。
プロの場合はどうしても赤字は避けたいので、時間に間に合わせる為、”ねぶりつけ(ばれないところで、現場合わせのおっつけ)”をやります。
 波板は簡単そうで実は結構シビアで、僅かな歪みで重ね部が納まりませんよね。
役物を含め細部まできっちり収まってます。
また、詳細なレポート、ご苦労様でした。
#263 No title
yamadagagaさん
ありがとうございます。数々のお言葉、たいへん心強く受けとめさせて頂きました。

DIYは採算を考えなくても良いので気楽ですね。

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する