大工さんごっこ ~ やっと建て方

N本邸のデッキ部分の屋根、やっと建て方にたどりつきました。
1回目の現場確認から1ヶ月です。
週末大工ではなかなかはかが行きません。


で、まずは棟木の取り付けです。
N本君、頑張ってます。
140812-01

取り付け部はこんな感じです。
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ウッドサイディングの釘部(つまり下地が裏にいる位置)の高さを狙って設計、2人が両端を持って脚立に上がり、所定の位置で小さな穴に釘を打って仮止めし、φ12のコーチボルトで締め上げます。
φ12のコーチボルトを入れるには、まずφ12ドリルで無ネジ部の逃がしを約4cmくらいあけてからφ9ドリルで下穴をあけたあとφ12コーチボルトを19mmソケットレンチで回してねじ込んでいきます。
そしてコーススレッドでも締め付けます。これは棟木から少し離れた位置での締め付けなので棟木の下端が浮くのを矯正する為です。

余談ですが、このφ12の穴の位置は、絶対にウッドサイディングの釘にぶつからないよう板幅の中央に来るように壁の端からの目地位置を調査した上での設計です。



ってわけで、棟木がつきました。
全長は約7.6mです。
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次は軒桁が上がって方杖がつきました。
柱と桁の締結は、柱の両側を羽子板ボルト2枚で挟み込んで桁の上からφ45xt4というゴツイワッシャをかませてナットで締め上げです。
方杖も両側につけて、ゴツイワッシャをかませてナットで締め上げました。
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3本の柱の寝起き(ねおき、垂直)は、この時点で勝手にほぼ出てました。
材料の精度とスライド丸鋸のおかげで、方杖の45゜切断がきっちり角度を出せたおかげです。
柱と方杖はヒノキのKD(人工乾燥後正確な仕上げがしてある木材)の3寸5分を使ってます。




屋根垂木の取り付けです。
柱の垂直(前後の寝起き)を出した位置で垂木を固定します。
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設計上の勾配と垂木欠きの勾配がきっちり合っていたのでホッとしました。
一番不安だった柱の長さの計算が無事合っていたことになります。



まん中の柱の上は屋根垂木を自家製L型金物ではさみこんで締め上げです。
この部分は柱と桁と垂木が3本のボルトでつながっていることになります。
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反省点でありますが、
柱と軒桁の大入れ部分、そして垂木欠きの部分、部材が湿気で太っていてはめるのに苦労しました。
はめる前に木殺しをしてもなお叩かないと入りませんでした。
とくに屋根垂木は固く、側面をカッターナイフで削ったりしてやっと入れました。
湿気による膨張、おそるべしです。



高い所は気持ちいいです。
いつも会社では底辺からの眺めなので 、、、 (笑)
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というわけで、屋根垂木がのっかった状態で本日は終了です。
140812-08
まん中の柱からむこうの屋根垂木の長い部分は、薪棚になります。
この部分は軒の出が1mくらいになるので、40cm薪2列積みを予定した設計です。
風によるあおりの対策は、N本君が薪棚部を作る際に薪棚の部材でやってくれるでしょう。




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コメント一覧

#254 No title
完璧です、これ以上のものは無いです。
やはり、事前の段取りと加工の精度次第ですね。
 掃出窓の雨の跳ね返りは勿論ですが、勝手口の出入りの使い勝手が良くなるでしょう。
家の耐久性もUPです。
#255 No title
いつもお褒めの言葉ありがとうございます。

事前のリサーチはかなり念入りにやりました。採算は関係ないので楽しみながら時間をかけました。素人は経験がない分事前の段取りで大きく結果が変わると思っています。
でも精度は機械様のおかげ様です。素人大工は道具次第だと思います。

結構反省点はあります。ボルトの長さが足らず(ワッシャが分厚すぎ)座掘りの深さを追加加工したり、湿気による木材の膨張が予想以上だったり、素人は素人です。

あと不安は、垂木と桁の矩が出てないと波板を張るときにアラが出ます。ケラバをそろえるか鼻先の波板の出をそろえるかで頭を抱えなければならなくなりそうな予感が 、、、  波板はケラバを隠せないのでカラーベストよりもある意味シビアと思います。
#256 No title
垂木はSPF(スプルスパインファー)で柔らかいので、米松でもよかったかも。
ここまでよく出きれば、屋根材をグレードアップしたいですね。
ケラバは、ベニヤでも当てて確認されたらいかが、たぶん大丈夫でしょう。
#257 No title
アドバイスありがとうございます。

たしかに仰せのとおりSPFは柔らかいです。204でなく206にするとか米松のいんごのさんくらいの方が強度があったかも知れませんね。今思えば、設計段階の私の頭の中にはSPF204しか、何故かありませんでした。自分の納屋のデッキの幅がほぼ同じで垂木が204なので自動的にSPF204にしてしまいました。
垂木と下地の調達ははN本君の担当だったので、材木屋が近くにないので入手しやすい204に、ということもあります。

屋根は私個人としては針葉樹合板→アスファルトルーフィング→カラーベストというパターンでいきたかったところですが、屋内への採光を考えて施主がポリカ波板でということになりました。採光を考えたときにポリカ波板以外に選択肢が私の知識の中にはありませんでした。
下地の木口は破風板で隠して、ケラバの波を上向きにする、波板用のケラバの役物も売ってますがブリキなのでポリカにブリキはいまいちです。何かスッキリした見切り役物があるといいのですが、思いつきません。

矩ですが、合板をあてて見るということですよね、参考にさせて頂きます。

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