昨シーズンから掛かっていたM井電気さんの杉林の伐採ですが、とうとう完了です。
初めは50本はあったと思いますが、数えてないのでわかりません。大抵はぱっと見より多いというものですから。
今日はボッチです。
残るは11本、細く見えてはいますが、細いです。太くても25cmくらいです。細いのは10cmくらいかな。

立て続けに伐倒しては枝払いして、3時間足らずですべてが寝ました。

追いヅル伐りで下側にボアカットしてクサビ打ち、なぜかわかりませんが、なんか快感なんです。クサビ1枚で起こせないときは少しあけて更に下に同じ事をしますが、クサビの半幅ずらすのが本当です。同じ位置だとボアカット中にバーを噛まれるリスクがありますから。

ツルまででボアカットを止めないといけないんですが、うっかりしてて前まで貫通してしまった事も何度かあります。

さて玉切りですが、なにしろ枝が散らかっていてクローラーが走りにくいし、方々にあるので大儀です。集材してから玉切りする事にしました。しかし、木はすべて伐ってしまったのでアンカーがありません。少しだけ高めの切り株があったので地際ギリギリで切り詰めて少し残し、ベルトスリングの幅を外れ防止の溝加工してアンカーにしました。

ローププラーで牽引、たしかに近づいては来ます。来ますが 、、、

ローププラーでの牽引は倍力である事と相まって漕ぐ回数も倍となり、とうてい続けられるものではなかったのでクローラーでの牽引を思いつきました。クローラーの下部にはエンジンを保護するパイプがあり頑丈そうなので、そこにロープを掛けて牽きます。

滑車で倍力にしてあるのと、枝が払ってあるのと、何本かが重なって寝ている上を牽くので抵抗が少なく感じました。

クローラーでの集材、まあウィンチとまでは行きませんが、ウンチという訳でもありません、結構使えます。ただ、走行出来る距離が短いと何度も後退で戻ってはロープを結び直す手間が煩わしいです。クローラーのアンダーガードにロープクランプもしくはプルージックを取り付ければ結び直す手間だけは簡略化出来そうなので、次にクローラー集材する時はそれで行こうと思います。
あちこち違う方向からクローラー牽引での集材をして、なるべく近いところで玉切りして盛りました。

集材・玉切り完了ですが、搬出の時間も気力も残っておらず盛ったまま現場をあとにしました。

立っている杉は全部隣地のものなので、もう関係ありません。