納屋デッキの西側に葦簀を張る
納屋のデッキ(軒下部分)のリビングスペース西側には葦簀が張ってありましたが、朽ちていたので昨夏に撤去したまま放置になっていました。

やはり葦簀が有るのと無いのとでは快適さがまったく違います。お天道様が真上にある間は葦簀が無い方が開放的で明るいのですが西に傾くと夏場はもう暑くていられません。
この場所は夏の休日の作業の合間に、私がささやかな(?)道楽である読書をしたり昼寝をしたりしてすごす場所なので、葦簀は不可欠なんであります。
2006年夏に張って12年、昨夏に撤去する前の画像です。

ダメな位置関係です。わかってはいましたが、まあ屋根の下ではあるので手早く張れるやり方を選んでしまったのでありました。

デッキ板2枚が傷み始めてました。
今回は葦簀をデッキ板の端よりも外側に張る事にしました。
まず2x4材をスペーサーにして150mmタルキーネジ(納屋増築時の余り物)で打ち、半貫(15x45)を下地として2x4に打ちました。


葦簀が屋根の野地に干渉する部分を剪定鋏で切ります。当然ですがヒモの末端は10cmくらいは余るようにして結んでおきました。

取り付けです。デッキ面に合板敷いて葦簀の下端が揃うようにし、下地と同じ半貫で押さえました。取り付け後に合板はもちろん撤去です。

完成であります。上は少しあけてあります。
丈が9尺の葦簀を使ったのでありますが、10尺だと上部の下地から上の部分が長すぎて風にあおられて傷むと思ったからです。

わざわざクロスフェンスを作った意味が無い、まあ見た目にはそういうことになります。作る時にはやっぱり見た目を考えて作るのですが、そこで過ごし始めると見た目は少々どうでも良くなって快適さが優先になってしまいます。
上から見るとデッキより葦簀が外側にあります。水切り的な効果でデッキには雨が降り込みにくいはずです。あと、とにかく落ち葉が多いデッキを圧縮空気やブロワで掃除する際にこの隙間は大きなメリットになります。前の葦簀がデッキに載った状態だと落ち葉を追い出すのに手間がかかりましたから。

余談ですが、葦簀手前の雨水を貯めておく為に埋設したタンク、近々掘り出します。中の水をどのようにして排出させるかが悩みどころです。バケツですかね。
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