虫さんと木さん




今年もヤマトタマムシを発見しました。
昨年は7月に見たので注意して見ていたのですが、8月のおわりになってやっと見つけました。
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お隣さんのニレの木を伐ってしまったので、もういないかと思っていました。
ブーンと飛んで来て薪にとまりました。
近付くとポトンと落ちたり飛んでいったりする習性があるので、そっと近付いて撮りました。
あとで写真をよく見たら、脚が1本なくなっていました。




いつものジョギングコースの安楽峠付近でコナラがいっぱいの葉を落としていました。
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よく見るとどんぐりがついているのですが、まだ成長途上です。
台風か大雨かで落ちたのでしょう。
昨年はこんなことはなかったのですが、たくさんのコナラが日照り続きで枯れました。
枯れた木は、葉を落とさずにしばらくついたままで葉だけが枯れ色になっていきます。






同じ峠付近に、ノリウツギが咲き誇っていました。
「ウツギ」の名がついていますが、ウツギではなくアジサイです。
木の中心が空洞(というよりは綿状)なのでウツギの名がついているらしいです。
いつも盛夏から秋口にかけて咲き、花を散らさずにドライフラワーのようになります。
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花はこんな感じで、装飾花は少しです。   WIKIより
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大工さんごっこ ~ ウッドデッキの屋根が完成したど

N本邸のウッドデッキ部の屋根であります。

先週に引き続いて、屋根のポリカ波板を張りました。
先週は右端の波を上向きで張り始め、1枚目と2枚目の間を3山重ねで張りつなぐ事によって波の向きを入れ替えて左端の波を上向きで終われるようにしました。
右(東)から張り始めた理由は、冬場の強い西風でチリが波板の間に入り込むのを防ぐ為に次の西隣の波板を上にして張り重ねて行く為であります。
2枚目以降の重ねは3.5山重ねで行きました。一般的には2.5山重ねで十分ですが、ある事情で3.5山重ねとしました。




ケラバ部分(サイドのふち)は、波板の出に合わせて竿縁材32x25を自動カンナで挽いて厚み調整し破風板の上端に面合わせで取り付けて、水切りの役物(金物)を取り付けました。
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↓自動カンナです。厚みを削ることができます。ブイ~ンという小気味良い音がします。
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水切りを打ち付けたステンレス釘(鬼の金棒のようなギザギザを施した釘)の頭はコーキング剤を塗って隙間からの浸水を止めた後に塗料でタッチアップします。
破風板を止めているステンコーススレッドも塗料でタッチアップします。
施主のN本君の仕事です。




ケラバの次は棟です。
波板の山をねらって役物の上から穴をあけφ5のステントラスタッピングで下地に締め上げます。
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ケラバの水切りと棟の水切りの取り合い部です。
本来この棟の水切りはコロニアル瓦用として売っていたものであり、笠木という木材を棟付近に取り付けて、その笠木に棟の水切りをかぶせて棟の水切りの段差の前面から釘を打つものでありますが、今回は波板屋根に代用しただけで棟というよりは母屋との境を水切りするだけなので、この状態で完了です。
水切りの末端の折り曲げ(包んで仕上げる)も行いません。
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そして母屋の壁と隙間を変成シリコンでコーキングしていきます。
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N本君がんばっています。




最後には雨樋も取り付けて、とうとう完成です。
右の方の軒が長く出た部分は2列積みの薪棚になります。
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ひとつの仕事を終えて ・・・

波板はむづかしいです。
我々素人にとってはてっとりばやく施工できる資材ですが、美しく張る、正確に張る というのは至難の業です。
1枚が縦長で、細長い波がついているので、少しのズレや傾きがすぐに目につく形で現れてしまうからです。
これがコロニアル瓦などなら1枚の長さが短いので少しずつ補正してごまかす事が出来ます。

本職さんは構造物の細部にわたってその仕組みを熟知しているので短期間でサッサと完成させてしまうことが出来ます。
素人の私は経験も少ないし休日にしか作業が出来ないので長い工期がかかってしまいましたが、その休日と休日のあいまに細部の仕組みを勘考したり資材のリサーチと購入ができ、このくらいのペースがちょうどよかったです。
雨降りの多かった今年の夏の最後にしか完成させられなくてN本君の奥さん(物干し場)にはずいぶん待たせてしまいましたが。



大工さんごっこ ~ 思うようにははかどらない

着工してもう1ヶ月を過ぎたN本邸のウッドデッキ部分の屋根です。
週末大工ではなかなかはかどりません。
毎回、雨や雷に妨げられてしまっています。
でも、もしかすると、カンカン照りよりはかどっているのかな?
今日は、ほてった体に雨粒が心地よく感じたりしました。



やっと波板の下地材(1寸5分)を取り付けました。
もっと薄い角材でも良いのですが、屋根垂木の反りが結構あるので、波打ちをゴツイ下地で少しでも矯正しようと思ったからであります。
この部材を母屋(もや)とか横桟とか呼ぶようです。
しかし母屋は本来、棟木と桁の間にあって屋根垂木をのせる横架材のはずなのに、屋根垂木の上にまた母屋って頭がこんがらがってきます。
私は、波板を傘釘で打ち付ける下地なのでそのまま「下地」と呼んでます。素人っぽいです。
で、下地をつけました。
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壁際には水切りも取り付けました。
「片棟」という役物です。
こんな断面です↓
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この垂直部分を壁にネジ止めで300mmずつ重ねながら全幅にわたって取り付けました。
隙間は波板施工後にシリコンでコーキングします。
先端部は波板さしこみ後に共に下地にネジ止めします。

このあと破風板 (屋根の側面の板) も取り付けましたが、写真撮るのを忘れてました。


そして波板張りを開始しました。
ケラバ(屋根のはしっこ)は波の山からスタートです。谷からスタートすると雨水が下に垂れます。
ケラバの出をそろえて、軒先の出を100mmに合わせて、傘釘で打ち付けます。
下の波板と上の波板の重なりがかなりあります。なかなかマニュアルどおりにはいきません。
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ここで私はタイムアップ、職場の送別会があるので帰りました。
あとはN本君がいくらか張り進めてくれたと思います。






野積みの薪、本積み開始

夜勤です。
昼間を利用して、1時間限定で作業をしています。
時間を限定すると、集中できるのではかどります。ノンストップで動きまくります。

昨冬に得た薪が野ざらし雨ざらしになっていました。
もうじきやってくる来冬の薪狩りシーズン、あせっています。
早く場所をあけないと次の薪を搬入できません。



春頃の写真です。
芝生脇の野積みの引っ張っていたロープが切れて右端が一度崩落してます。
畑への通路なので、妻から「こけてきそうで横を通るのが怖いがな」 と言われてました。
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で薪積み。
月曜日、少し減り
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火曜日また少し減り、
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本日、けっこう減りました。
コナラ・クヌギ・カシをまとめたいので、他の雑木はあとまわしです。
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で、本積みの薪棚の方は、
月曜日
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火曜日
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本日とうとう一杯になってしまいました。
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この薪小屋は、これと同じ区画が4つあります。
残りの3つは、まだ ’11の薪が詰まっており、これは来る冬に備えてストーブに近い別の薪小屋(じいさんの柴小屋)へ移さなければなりません。
残り3つの区画の’11薪を移動したあとに、やっとまた野ざらし薪を本積み出来ます。
なんとも面倒な話しでありますが、限られた土地でやりくりするにはやむを得ません。

急がねば  、 、 、





ブログのデザインを変えてみました

あと1ヶ月でこのブログを始めて1周年なので、気分転換を図ろうとブログのデザインを少し変えてみました。
納屋の板壁
Massanが建てた納屋 ~築やがて11年  の外壁であります。
もう少し風雨にさらされてかすれた風合いが良いのですが、なんせまだ10年なので。
アメリカンな納屋のようにはでかくないので、1枚の写真を継ぎ目が目立たないようにExcelで横に3つ縦に4つ繋ぎ合わせました。
ちょっと暗い雰囲気ですが、暗い性格の私にちょうどぴったりです。



これは今まで使っていた板戸の画像です。
西の扉140816
家から納屋へ行くところにあるドアであります。
作ってから14年くらいです。
この戸の下の方はもう腐ってます。


きのうの朝から妙な腹痛が続いていて体が動きたがらない、天気もぐずぐずしている、なのでチマチマとパソコンをいじって貴重な時間を浪費し、つまらない記事を書きました。
自己嫌悪 、、、





大工さんごっこ ~ やっと建て方

N本邸のデッキ部分の屋根、やっと建て方にたどりつきました。
1回目の現場確認から1ヶ月です。
週末大工ではなかなかはかが行きません。


で、まずは棟木の取り付けです。
N本君、頑張ってます。
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取り付け部はこんな感じです。
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ウッドサイディングの釘部(つまり下地が裏にいる位置)の高さを狙って設計、2人が両端を持って脚立に上がり、所定の位置で小さな穴に釘を打って仮止めし、φ12のコーチボルトで締め上げます。
φ12のコーチボルトを入れるには、まずφ12ドリルで無ネジ部の逃がしを約4cmくらいあけてからφ9ドリルで下穴をあけたあとφ12コーチボルトを19mmソケットレンチで回してねじ込んでいきます。
そしてコーススレッドでも締め付けます。これは棟木から少し離れた位置での締め付けなので棟木の下端が浮くのを矯正する為です。

余談ですが、このφ12の穴の位置は、絶対にウッドサイディングの釘にぶつからないよう板幅の中央に来るように壁の端からの目地位置を調査した上での設計です。



ってわけで、棟木がつきました。
全長は約7.6mです。
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次は軒桁が上がって方杖がつきました。
柱と桁の締結は、柱の両側を羽子板ボルト2枚で挟み込んで桁の上からφ45xt4というゴツイワッシャをかませてナットで締め上げです。
方杖も両側につけて、ゴツイワッシャをかませてナットで締め上げました。
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3本の柱の寝起き(ねおき、垂直)は、この時点で勝手にほぼ出てました。
材料の精度とスライド丸鋸のおかげで、方杖の45゜切断がきっちり角度を出せたおかげです。
柱と方杖はヒノキのKD(人工乾燥後正確な仕上げがしてある木材)の3寸5分を使ってます。




屋根垂木の取り付けです。
柱の垂直(前後の寝起き)を出した位置で垂木を固定します。
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設計上の勾配と垂木欠きの勾配がきっちり合っていたのでホッとしました。
一番不安だった柱の長さの計算が無事合っていたことになります。



まん中の柱の上は屋根垂木を自家製L型金物ではさみこんで締め上げです。
この部分は柱と桁と垂木が3本のボルトでつながっていることになります。
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反省点でありますが、
柱と軒桁の大入れ部分、そして垂木欠きの部分、部材が湿気で太っていてはめるのに苦労しました。
はめる前に木殺しをしてもなお叩かないと入りませんでした。
とくに屋根垂木は固く、側面をカッターナイフで削ったりしてやっと入れました。
湿気による膨張、おそるべしです。



高い所は気持ちいいです。
いつも会社では底辺からの眺めなので 、、、 (笑)
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というわけで、屋根垂木がのっかった状態で本日は終了です。
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まん中の柱からむこうの屋根垂木の長い部分は、薪棚になります。
この部分は軒の出が1mくらいになるので、40cm薪2列積みを予定した設計です。
風によるあおりの対策は、N本君が薪棚部を作る際に薪棚の部材でやってくれるでしょう。




大工さんごっこ ~ 建て方の準備

N本邸にてデッキ部分の屋根の建て方 (=主要な構造材を組み立てる作業) の準備であります。

3本の柱 - 長めに切ってあります。
沓石の羽子板にボルトで固定し、前後左右の垂直を出した状態で胴縁材+ビス留めで固定します。
レーザー墨出し器と受光器を使って壁と柱に印をつけていきます。
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壁にもぺたぺたテープを貼ってマーキングしました。
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この状態で得た数値と屋根勾配から個々の柱の長さを算出し、一旦柱をはずして下側で切断しました。

なぜこんな面倒なことをしたのかと申しますと、素人の立てた沓石の位置や高さが揃っていないからであります。
測量の結果、高さで数ミリ、位置でも数ミリの差がありました。
高さは柱の長さで帳尻を合わせ、壁からの距離は沓石の羽子板用の座を柱に掘り込んで深さで合わせます。



このあとN本君は暗くなるまで塗装したのでありました。




大工さんごっこ ~ 金物を作る

N本邸のデッキ部分の屋根の部材を作ります。
今回は木材ではなく、金物の製作であります。


何を作るかというと 、、、

ひとつは棟木を母屋の壁に取り付ける為のステーです。
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ほんとうは棟木から(棟木と呼ぶにはおこがましいですが)ダイレクトに母屋の駆体にコーチボルトで締め上げたいのですが、棟木の高さがどうしても空洞の所になってしまうので胴縁のある位置からステーで棟木を吊ります。


もうひとつは、軒桁の右と左を縫う為のL型の部材です。
一般的には横架材の両引きには「W羽根」という金物があるのですが、これまた制約があって市販の金物が使えないので作ります。
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ステーは6x50のフラットバーで、
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L型の両引きの金物は9x50のフラットバーで作りました。
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このL型の金物を溶接しているときのことです。
急に火花が出なくなって溶接機が無言の抵抗を始めました。
よく見たら、二次側のケーブルが断線してました。
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溶接のケーブルはかなり太く、8スケが使われてました。


8スケ用の端子など持ち合わせてないと思い途方にくれてしまいましたが、探してみたらありました。
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圧着して、溶接機は生き返りました。
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この溶接機は1988年に買った物で、26年使っています。次はどこがこわれるのでしょう。




雨のひどかった台風11号はやっと去り、畑の被害を見に行ったら、ポプラの木が倒れていました。
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このポプラは納屋を建てた2003年の暮れに記念に植えた2本のポプラのうちの片方です。
昨年からどうも東に傾いてしまって、つっかえ棒がしてあったのですが、今回は東風で西むいてこけました。
電柵も壊れました。

10年あまり頑張ってくれて、ありがとうの気持ちを込めて伐らせて頂きました。
この時期に薪狩りをしなければならなくなるとは思ってもいませんでした。
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大工さんごっこ ~ 桁を刻む

N本邸のデッキ部分の屋根の部材を刻みます。

先日は柱と方杖を刻んだので、今回は桁を刻みます。

桁とは、建造物において柱間に架ける水平部材のことです。短辺方向に渡された横架材を「梁」といい、その直交方向(長辺)に渡される部材を桁といいます。木造建築においては小屋梁と交差して、垂木を受けて軒と水平方向に架けられた部材をいいます。Wikiより。

要するに、垂木がのっかる木を刻むんであります。
垂木は「せい」のやや高い2x4材を使います。
不安定なので垂木のはまる欠き込みを掘ります。
前回、垂木欠き用の治具を作ったので、今回はそれを使って垂木欠きを刻みます。


まずは墨付けです。
メジャーを当てて垂木欠きの位置に鉛筆でしるしをつけます。
メジャーが動かないようにクランプではさんで、寸法の所にスコヤを合わせて線をひきます。

間違えると大変なことになる(垂木が取り付けられない)ので、Excelに計算してもらいます。
ちなみに、私はCAD(製図のソフト)が使えないので、全部Excelで製図します。
Excelでの製図は、これはこれで便利です。図のすぐ横で寸法計算の表を作れるので。
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使っている馬は、廃業した大工さんからもらった、かなり年季の入った物です。
車庫でずっと場所を取っていたのですが、けっこう使いやすいです。
大工になった気分にさせてくれます。




墨線に合わせて治具をクランプし
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丸鋸で切れ目を入れます。
2~5mmおきくらいが目安です。
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残った部分はノミを差し込んで右に左に動かすとパラパラと取れます。
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すると、こんな感じになります。
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そして更に丸鋸で、今度は横方向に何度もスライドさせると底が美しくなります。
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ということで、垂木欠きは以外と簡単でした。
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今回使った治具は、2つの試作を経て試行錯誤ののちに出来た治具ですが、おそらく二度と使うことはないでしょう。
捨てられないですが、車庫の肥やし間違いなしです



あとは柱との締結関連、駆体(壁)への取り付け関連の刻みを残すのみです。